文字式のかっこのはずし方、(7x+8) - (2x+6)の計算
中学1年生の文字式で次のような計算を学習します。
(7x + 8) - (2x + 6)の計算です。
この計算の中のかっこをはずした時の正しい符号(+かー)を
理解するのに多くの生徒が苦労します。
特に2つ目の式の後ろの項の符号です。
この式では 6 の符号です。
栄翔塾では、このような式を示して理解するのを助けます。
10-(2+5)
の答えを聞きます。
生徒は3と答えます。
かっこをはずして式を書いてもらいます。
多くの生徒が
10-2+5
と答えます。
10-2+5の式の答えは13になります。
かっこを次のようにはずすと正しい答えになります。
10-2-5=3
10-(2+5)の元の式が
2と5を加えたものを10から引く、
10から2も5も引く
ということを表していることを分かってもらいます。
それだから、次のようにかっこをはずことを理解してもらいます。
10-(2+5)
=10-2-5
そして、この問題です。
かっこの前のマイナスの符号がかっこの中の前の項にも後ろの項にも
影響することを伝え、正負の数のところで習った
ー(+ )はー
ー(- )は+
を思い出させて、次のように計算を進めさせています。