連立方程式の計算
数学を苦手にする生徒の多くが連立方程式を苦手にしています。
1年の数学から積み上げてきた様々な計算ルールを身につけ、それを使うことができていなければなりません。
正負の数の計算、文字式の計算、方程式の計算が誤りなく計算できるようになっていなければなりません。
数学が嫌いな子の多くは練習が不足しています。
連立方程式では計算を始めてからの手順が多く、これまでの計算練習が不足している場合に、計算を一度も誤りなく正解に行き着くことが大変です。
連立方程式の計算を進めても正しい答えまで行き着かず間違いが続くと学習を続けていくのが嫌になってきます。
一人で計算をしていても、間違いの箇所をなかなか発見できずに嫌になることもあります。
栄翔塾では、連立方程式の宿題が戻ってきたときに、一問一問の丸つけを講師が行い、計算の過程の中で間違いの箇所を指摘する指導をしています。
片方の式から片方の式を加減法によりたし算、ひき算する際の計算ミス。
移行の際の符号のミス。
係数をそろえる際のかけ算の計算ミス。
分数が含まれている連立方程式の計算では、さらにミスの発生が多くなります。
小学6年生の後半にバタバタと習得させられる分数のかけ算とわり算の計算練習が不足していることも影響しているのだと思います。
そのミスの発生を確認させ、自分でしっかり正解を出せるように、一問一問の解き方の過程に目を光らせて指導をしています。